天平ろまん館

 

天平21年(749)、陸奥国守の百済王敬福(くだらのこにきしけいふく)は小田郡より 金が産出したことを報告。 朝廷に900両(約12.5kg)の金を献上しました。 聖武天皇はこれを「国始まって以来はじめての産金」と大いに喜び、 国家事業であった東大寺大仏の造営を完成へと導きました。

天平ろまん館では、日本古代史上に特筆される この「天平産金の地」を、今に甦らせています。 歴史館では、「日本初の産金地」「東大寺大仏のふるさと」「万葉北限の地」をテーマとした常設展示と、 各テーマや涌谷町に 関連した事柄を紹介する企画展示をおこなっています。 常設展では、音声ガイダンスの貸出を無料で行っており、展示の詳細について自由に聞く事ができます。 また、砂金採り体験施設やレストラン、直売所、休憩所となる茶室など、魅力あふれる施設がみなさまを「天平のろまん」へと誘います。

所在地
涌谷町涌谷字黄金山1番地3
電話番号
0229-43-2100
FAX番号
0229-43-2109

追戸横穴歴史公園

 

凝灰岩や砂岩層の丘陵斜面に、横から穴を掘って墓室をつくり、 死者を埋葬したのが後期古墳時代の横穴墓で、 箟岳丘陵の南斜面、 追戸から中野にわたる一帯には数百基に及ぶ横穴群があります。 中には全長が9m、3つの台床と家型の立面形をしている玄室を持ち、 側壁にノミ痕が残されて朱彩が施されているものがあります。 トンボ玉やメノウ、ヒスイ製勾玉、水晶製の切子玉、コハク玉破片等が出土している中で、最も注目されるのはトンボ玉で、 コバルト色の地に白い同心円状の模様を作っています。堂々たる規模の横穴墓、およそ東北離れした異国的なトンボ玉等を供えた墓の主は、 中央政府や陸奥国府の役人と深いつながりを持った豪族とも考えられます。 この横穴群が築造されたのは、大量の出土遺物から見て、主に7世紀後半から8、9世紀と推察され、 その背後には古代における小田郡や涌谷開発の歴史が秘められており、 天平の産金を可能にした人々とも密接な関連があったことでしょう。

所在地
涌谷町小塚字追戸沢二27番地6
電話番号
0229-43-3001(涌谷町教育文化課生涯学習班)
FAX番号
0229-43-3536

わくや天平の湯に関するお問い合わせは 涌谷町地域振興公社

〒987-0121 宮城県遠田郡涌谷町涌谷字中江南222番地

TEL:0229-43-6330 FAX:0229-43-5858

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