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更新日:2017年10月11日

東洋医学外来案内

科の紹介

 東洋医学は世界に伝わる伝統医学の一つです。東洋医学において病気とは体のバランスの崩れとみなされ、体のバランスを整えることが治療となります。東洋医学の最大の利点と言えるのが、例え検査などで異常がなく原因が見つからなくても「冷える」「体がだるい」といった不定愁訴から、病名がついても治療法の確立していない難病まで治療の対象となることです。東洋医学的な診察(問診、舌診、脈診など)を行い、そこから得られた情報をもとに治療方針を立て治療していきます。

スタッフ紹介

【漢方医】  関 隆志

関隆志 東北大学医学部医学科卒業後

 東北大学大学院医学系研究科先進漢方治療医学(ツムラ)寄附講座講師を経て

 東北大学大学院医学系研究科高齢者高次脳医学講座講師(現職)

 学会

 日本中医学会理事、日本統合医療学会理事、日本東洋医学会代議員

 全日本鍼灸学会評議員、日本内科学会会員、日本老年医学会会員

【鍼灸師】  菊谷 大亮

菊谷Dr 長谷柳絮医療福祉専門学校鍼灸科卒業後

 涌谷町国民健康保険病院勤務

診療スケジュール

 

午前

渡邉

-     

山内

午後

渡邉

鍼灸

菊谷          

菊谷

菊谷

菊谷

菊谷

【注意】月曜日の渡邉先生は第1・3月曜日のみです。

    木曜日の山内先生は第1・3・5木曜日のみです。

受診方法

 東洋医学外来は完全予約制です。初診は必ず漢方医の診察を受けていただきますが、その際に問診票を忘れずに記入してご持参下さい。問診票は病院1階正面入り口前の受付けにて取り扱っております。漢方治療は保険診療ですが、鍼灸治療は自費診療となっております(鍼灸治療は1回2,620円)。お申し込みに関するお問い合わせやご不明な点がございましたら、電話0229-43-5111(代表)内線102東洋医学外来係までお願い致します。

 ご注意:漢方治療と鍼灸治療を同じ日に行うことはできません。詳しくは漢方鍼灸Q&Aをご覧下さい。

主な対象疾患

WHOで鍼灸治療が適応される疾患

神経系疾患

 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

運動器系疾患

 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

循環器系疾患

 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

呼吸器系疾患

 気管支炎・喘息・風邪および予防

消化器系疾患

 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

代謝内分秘系疾患

 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

生殖、泌尿器系疾患

 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

婦人科系疾患

 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

耳鼻咽喉科系疾患

 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

眼科系疾患

 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

小児科疾患

 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児

 喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

WHOの鍼灸についてのホームページ

Acupuncture:reviewandanalysisofreportsoncontrolledclinicaltrials

http://apps.who.int/iris/handle/10665/42414(外部サイトへリンク)

日本鍼灸師会鍼灸の適応例

http://www.harikyu.or.jp/general/effect.html(外部サイトへリンク)

漢方鍼灸Q&A

漢方治療について

Q1)漢方薬の特徴を教えてください。

 A)漢方薬は天然の生薬(しょうやく)を組み合わせたものです。副作用が比較的少なく、体が持っている自然治癒力を高める効果があります。西洋薬は一つの有効成分で、一つの症状を集中的に抑えることが特徴です。漢方薬は複数の有効成分を含むため、副作用を軽減しながら複数の症状を同時に治療することができます。

Q2)西洋薬と漢方薬の併用は可能ですか。

 A)今飲まれている薬の種類にもよりますが、例外を除いて併用に差し支えない場合が多いです。問診票に服用中の薬を書く欄がありますので、そこにご記入の上詳しくは漢方医にご相談ください。

鍼灸治療について

Q3)衛生面について教えてください。

 A)ウイルスや病原菌による感染を防ぐため、使用する鍼はすべて使い捨て(ディスポーザブル)となっております。また治療の際に使用する金属製の皿も一回の治療毎に新しいものを使い、枕カバーも交換しております。

Q4)鍼は痛いですか。

 A)当院では、太さは0.14~0.25ミリ、長さは3~6センチの日本製の鍼を使用しております。非常に細い鍼であるため、痛みもほとんどありません。

Q5)お灸は熱いですか。

 A)当院のお灸は直接皮膚の上でするものではなく、鍼の頭にもぐさを付けてする灸頭鍼(きゅうとうしん)、もぐさを棒状にした棒灸(ぼうきゅう)と呼ばれる間接的に温めるお灸を使用してますので熱くはありません。火傷の心配はありません。

Q6)鍼灸治療を受ける前に注意することはありますか。

 A)鍼灸治療を受ける前は激しい運動、アルコールの摂取、入浴は控えてください。正しい診断ができなくなる可能性があります。

Q7)鍼灸治療に副作用はありますか。

 A)副作用ではありませんが、治療後に体が怠くなったり、眠気が起きたりすることがあります。これを瞑弦(めんげん)といい、体が治っていく過程で起こる反応ですので心配はいりません。

Q8)鍼灸治療をした日はお風呂に入っても大丈夫ですか。

 A)お風呂についてですが、症状にもよりますが3時間以上後であれば大丈夫です。ただし、熱めのお風呂は控えてください。体力が低下している方、体調に不安のある方は入らないほうがよろしいでしょう。

Q9)鍼灸治療後、運動してもかまいませんか。

 A)運動についてですが、激しい運動は控えてください。軽い運動をする際にも治療後に症状がやわらいでいるのであれば、運動後に悪化することも考えられるので控えることをお勧めします。

漢方治療、鍼灸治療の両方について

Q10)受診時に注意することはありますか。

 A)漢方治療と鍼灸治療の診察において、お体の状況を詳しく知るために顔の色や舌を診たり、直接肌に触れたり、お腹や脈を診させていただくことがあります。化粧はしないか薄め、歯磨きの際は舌を磨かず、肘と膝が出せるような服装でお越しください。体を締めつけるような服装も避けてください。

Q11)東洋医学外来を受診したら他科を受診できませんか。

 A)漢方治療は保険診療であるため他科との同日受診が可能ですが、鍼灸治療は自費診療のため他科との同日受診は混合診療となってしまうためできません。

Q12)漢方と鍼灸の効果の現れはいつでしょうか。

 A)かかっている病気や発症時期、程度によって効果には個人差があります。一概にいつ効果が出ますと明言はできませんが、治療後の症状や体調の変化で効果を判定していきます。

Q13)受診するには予約が必要ですか。

 A)どちらの治療も基本的には完全予約制です。ただし、日によって予約に若干の余裕があることもありますので、当日予約をご希望される方はお電話でお問い合わせください。

Q14)予約した日に行けなくなったらどうしたらいいですか。

 A)お早めに当病院へご連絡ください。電話0229-43-5111(代表)内線102東洋医学外来係までお願い致します。

参考情報

薬用植物園

 東北大学大学院薬学研究科付属薬用植物園

   所在地:宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3

   電話:022-795-6799

   ホームページ:http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~yakusoen/(外部サイトへリンク)

 参考文献

 『カラー版徹底図解東洋医学のしくみ』監修兵頭明新星出版社

 『中医学の基礎』平馬直樹・兵頭明・路京華・劉公望監訳東洋学術出版社

 『[新装版]中医臨床のための中薬学』神戸中医学研究会編著東洋学術出版社

 『[新装版]中医臨床のための方剤学』神戸中医学研究会編著東洋学術出版社

 『針灸学』[基礎篇]天津中医薬大学+学校法人後藤学園編兵頭明監訳+学校法人

 後藤学園中医学研究所訳東洋学術出版社

 『針灸学』[経穴篇]天津中医薬大学+学校法人後藤学園編兵頭明監訳+学校法人

 後藤学園中医学研究所訳東洋学術出版社

 『針灸学』[手技篇]甘粛中医学院教授鄭魁山著兵頭明監訳+学校法人後藤学園

 中医学研究所訳東洋学術出版社

 『針灸学』[臨床篇]天津中医薬大学+学校法人後藤学園編兵頭明監訳+学校法人

 後藤学園中医学研究所訳東洋学術出版社

 『針灸経穴辞典』山西医学院李丁・天津中医薬大学編浅川要・塩原智恵子・木田

 洋・横山瑞生訳東洋学術出版社

 『中医基本用語辞典』監修高金亮/主編劉桂平・孟静岩翻訳中医基本用語辞

 典翻訳委員会東洋学術出版社

お問い合わせ

 事業部医事班 東洋医学外来案内

 宮城県遠田郡涌谷町涌谷字中江南278番地

 TEL:0229-43-5111(内線102)