○涌谷町学校事務支援室運営管理規程
平成27年1月27日
涌谷町教委訓令第1号
(趣旨)
第1条 この規程は、涌谷町立学校の管理に関する規則(昭和49年涌谷町教委規則第5号)第27条に基づき、学校事務を共同で実施することで業務の適正化、効率化を行うとともに、学校の事務職員が学校運営への積極的な支援を図り、学校教育の充実に資するため、複数の学校の事務職員が共同して学校事務の処理を行う組織である涌谷町学校事務支援室(以下「支援室」という。)の組織及び運営に関し必要な事項を定めるものとする。
(組織)
第2条 支援室は、涌谷町教育委員会(以下「教育委員会」という。)の所管に属する小学校及び中学校の事務職員をもって構成する。
2 支援室には、グループリーダー(以下「リーダー」という。)及びサブリーダーを置く。
3 支援室の事務局を、リーダーの勤務する学校に置き、その学校を学校事務共同実施拠点校(以下「拠点校」という。)とする。
4 拠点校以外の学校は、学校事務共同実施連携校(以下「連携校」という。)とする。
5 リーダー及びサブリーダーは、教育委員会が任命する。
6 リーダーは、支援室の所掌事務をつかさどる。
7 サブリーダーは、リーダーを補佐し、リーダーに事故があるとき又はリーダーが欠けたときは、その職務を代理する。
(業務)
第3条 支援室は、次の業務を行う。
(1) リーダーに委任された事項の処理に関する業務
(2) 実施計画書等に基づく業務
(3) 事務処理の改善に関する業務
(4) 事務職員の研修に関する業務
(5) その他学校運営及び学校教育の支援に関する業務
(運営)
第4条 リーダーは、支援室において処理する事務とその運営について、年度当初に実施計画書を作成する。
2 リーダーは、実施計画書の内容を所管する学校の校長に対して説明するものとする。
3 リーダーは、実施計画書を変更する必要がある場合は、所管する学校の校長に報告するものとする。
4 リーダーは、支援室において処理した事務とその運営について、年度末に実施報告書を作成し、教育長に提出する。
(服務)
第5条 兼務を発令された事務職員は、共同実施を行う必要な範囲で、本務校の事務職員の身分を保有したまま拠点校及び連携校の職務に従事する。
2 学校事務支援室の職務上の監督は、拠点校の校長が行う。
3 連携校の職務上の監督は、連携校の校長が行う。
4 公文書及び個人情報を校外に持ち出す場合は、個人情報の取り扱いに留意し、文書持出簿により校長の承認を得る。また、返還する場合は、校長の確認を得る。
(事務処理)
第6条 支援室における事務処理は、この規程に定めるものを除くほか、関係法令、条例、規則等の定めるところによる。
(学校事務共同実施推進協議会)
第7条 共同実施の円滑な運営と一層の推進を図るため、学校事務共同実施推進協議会(以下「共同実施協議会」という。)を開催するものとする。
2 共同実施協議会は、拠点校の校長、事務職員、教頭(連携校の代表者1名)及び教育委員会の担当課長等で構成する。
3 共同実施協議会に会長及び事務局長を置く。
4 会長はリーダーの所属する学校の校長をもって充て、事務局長はリーダーをもって充てる。
5 会長は共同実施協議会を代表し、事務局長は会長を補佐する。
6 共同実施協議会は、共同実施に関する課題及び支援室が所管する学校の課題等について協議する。
7 共同実施協議会は、会長が招集する。
(学校事務支援室連絡会)
第8条 支援室との連携を図るため、学校事務支援室連絡会(以下「連絡会」という。)を開催するものとする。
2 連絡会は、支援室のリーダー及び教育委員会の担当職員で構成する。ただし、必要に応じ、協議会の会長、教育事務所の担当職員等の出席を要請することができる。
3 連絡会では、事務処理上の課題、共同実施の課題、涌谷町における教育行政上の課題等について協議する。
4 連絡会は、教育長が招集する。
附則
この規程は、平成27年4月1日から施行する。
附則(平成27年教委訓令第3号)
この規程は、平成27年5月25日から施行し、平成27年4月1日から適用する。
附則(令和6年教委訓令第1号)
この訓令は、令和6年5月1日から施行する。