ホーム > 暮らしのガイド > 定住・移住 > 涌谷町地域おこし協力隊 > 涌谷町地域おこし協力隊の募集情報

ここから本文です。

更新日:2023年10月24日

涌谷町地域おこし協力隊を随時募集しています

涌谷町地域おこし協力隊募集ビジュアル

涌谷町は、西暦749(天平21)年に、日本で初めて金を産出し、時の天皇・聖武天皇が進めていた国家事業・東大寺の盧舎那仏建立に不足していた金をもたらし、完成へと導きました。

時は現代となり、涌谷町の日本初の産金の歴史にまつわる歴史が、黄金の国・ジパングの根源として、ストーリー「みちのくGOLD浪漫―黄金の国・ジパング、産金はじまりの地をたどる―」が令和元年度の文化庁日本遺産として認定されました。今後、認定された自治体とともに、「みちのくの金」にまつわる歴史遺産を磨き上げ、地域活性化へとつなげてまいります。

さらに、日本初の産金の歴史を涌谷町の誇りとして、主要産業の農業において、栄養が豊富な玄米食専用米「金のいぶき」のブランド化の推進や東北地方では希少性の高い「金にら」「黄金レモン」をはじめとした農産物、関東以北最大の生産量を誇る施設園芸作物「小ねぎ」、近年注目を集める「せり」などが生産されています。

これらの取り組みの推進について、これまで活動してきた地域おこし協力隊が一翼を担い、涌谷町の底力を掘り起こしつつ、これまでなかった黄金の輝きがもたらされています。

今後もこの動きを加速させていくために、新たに活力があふれた意志ある都市住民を募り、地域の住民や生産者、企業、団体と連携しながら涌谷町の活性化につなげていくための「涌谷町地域おこし協力隊」の受け入れを推進し、新たに活力にあふれ意志ある都市住民を募り、地域の住民や生産者、企業、団体と連携しながら涌谷町の活性化につなげてまいります。

11月18日(土曜日)に東京交通会館で開催されるみやぎ移住・交流フェアで募集活動をします

みやぎ移住交流フェアバナー

11月18日(土曜日)に、東京交通会館12階カトレアサロンで開催される「みやぎ移住・交流フェア」に涌谷町も出展し、涌谷町への移住の相談や地域おこし協力隊の募集・相談会を行います。当日は涌谷町地域おこし協力隊OBもブースに同席しますので、涌谷町での暮らしや地域おこし協力隊としての活動経験談などをご紹介します。

みやぎ移住交流フェアノベルティ

また、涌谷町ブースにお立ち寄りいただき、アンケートなどにご協力いただいた方には、涌谷町オリジナルトートバッグ・クリアファイルをはじめ、涌谷町の美しい景観を印刷したポストカードセット、涌谷町内の人気珈琲店「焙煎小屋風舎」のコーヒーバッグをプレゼントします。ぜひお立ち寄りください。

みやぎ移住・交流フェアの開催概要

日時:11月18日(土曜日)11時から16時まで

場所:東京都交通会館12階カトレアサロン(東京都千代田区有楽町2-10-1)

事前申込をしなくても、入場できます。

イベントの詳細は、みやぎ移住・交流フェア公式サイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。

募集要項

涌谷町では、涌谷町と雇用関係のある「会計年度任用職員型地域おこし協力隊」と雇用関係がない「委託型地域おこし協力隊」の2形態で、随時募集しています。

地域おこし協力隊として募集する分野は、「観光振興」・「農業」・「映像制作などのクリエイティブ」・「涌谷町への移住定住推進」・「地場産品を活用した菓子店開業を目指す(令和5年度から新設募集)」・「フリーミッション型」の6分野で募集します。複数の分野を組み合わせて活動することも可能です。

観光振興分野について

観光振興分野涌谷町は、南三陸町・気仙沼市・石巻市・平泉町・陸前高田市の3市2町とともに、「みちのくの金」にまつわる歴史遺産に基づき文化庁によって日本遺産に認定されています。

涌谷町が有する「日本初の産金の歴史」に関連する地域資源をはじめ、宮城県有数の桜の名所や自然豊かで雲海を望むことができる箟岳山、開闢1250年の歴史を誇る箟峯寺、天平ろまん館、豊かな大崎耕土が育む地域の食材などを生かした観光振興に関する業務に携わっていただきます。

地域おこし協力隊のOBが、事業連携・サポートすることも可能です。

  • 地域資源を生かした観光プログラム開発や観光情報の発信に関する業務
  • 観光客の受け入れ対応に関する業務
  • アフターコロナを見据えた外国人観光客(インバウンド対応)受入促進に関する業務
  • 地域おこし協力隊の任期終了後、自立・起業につながる業務など

農業分野

涌谷町の主な産業の一つ「農業」を活動現場として、連携先の生産者の下で、農業に携わっていただきます。連携先の生産者は、下記を基本とします。(50音順)

活動の詳細は、希望する連携先との協議の上で決定します。

任期終了後、連携先の生産者との協議を経て、就農・就職をすることも可能です。

いとうファーム(外部サイトへリンク)

いとうファームひとめぼれやササニシキ、つや姫などの稲作をはじめ、施設園芸で「ほうれん草」や「にら」の栽培を手掛けています。食材にこだわる食品加工事業者から高い品質から指名されており、市場出荷の他に、業務用としても加工食品用に納入しています。

また、日本初の産金地としての涌谷町の歴史にちなんだ、高付加価値な「金にら」を生産しており、東北地方では希少性が高い上に、品質も良いことから仙台市をはじめとした有名料理人のもとに納めています。

氏家農場(外部サイトへリンク)

氏家農場涌谷町特産の「小ねぎ」をはじめ、「青ねぎ」や「白ねぎ」などの「ねぎ」に特化して土づくりからこだわって栽培しています。自社所有の加工場で加工された「ねぎ」類はスーパーマーケットや飲食店などに納入されています。

また、「ねぎ」にかかわる全国的なネットワークにも参画しており、九州をはじめとした生産者とも連携しています。

さいとう農場(外部サイトへリンク)

さいとう農場ひとめぼれやササニシキの他、高付加価値なブランド米「金のいぶき」などの稲作の他、60頭の乳牛を飼育する酪農を営んでいます。飼育する乳牛には、自社で栽培する牧草やデントコーン(飼料用とうもろこし)などを与え、乳牛の排泄物は自社で完熟たい肥へと分解・発酵させ、再び自社の土壌へと還元する循環型農業を実践しています。

さいとう農場が作る完熟たい肥を毎年使用することで土壌に地力がつき、稲作の根はりが良くなったり、作物の生育がよくなると評判です。

涌谷園芸ファーム(外部サイトへリンク)

涌谷園芸ファーム春には「ラベンダー」、冬には「シクラメン」の鉢植えを出荷する他、さまざまな花き類の鉢植え・ポット苗を生産しています。中でもシクラメンは、品評会で数々の受賞歴があります。

近年は、日本初の産金地としての涌谷町の歴史にちなんだ「黄金レモン(国産無農薬レモン)」やさまざまな種類の「ハーブ類」などの高付加価値な農作物の栽培も手掛けており、宮城県を中心とした料理人たちから支持されています。

映像制作などのクリエイティブ分野

現在、映像クリエイターとして活動中の涌谷町地域おこし協力隊の下、映像撮影・編集等のスキルを身に着けつつ、涌谷町の観光や移住定住などのさまざまな情報について、写真や映像などでSNSを中心に情報発信する業務に携わっていただきます。

サポートするのは、涌谷町地域おこし協力隊で株式会社ネオナード代表の亀山啓太さんです。

亀山啓太さんの涌谷町における映像作品は、涌谷町YouTubeチャンネル(外部サイトへリンク)涌谷町地域おこし協力隊ページからご確認ください。

  • 涌谷町の地域資源を撮影・編集しSNS等でプロモーションする業務
  • 映像・写真の撮影・編集スキルを習得する業務
  • 地域おこし協力隊任期終了後、自立・起業につながる業務など

涌谷町への移住定住推進分野

涌谷町への移住・定住の相談窓口として、移住希望者に対する相談業務や就労あっせん、移住イベントの企画運営・出展、移住に関する情報発信に携わっていただきます。

  • 涌谷町への移住希望者にかかわる相談窓口の業務
  • 涌谷町で実施する移住イベントの企画運営や都市部などで開催される移住イベントへの出展にかかわる業務
  • 移住促進に活用できる空き家調査にかかわる業務
  • 地域おこし協力隊任期終了後、自立・起業につながる業務など

地場産品を活用した菓子店開業を目指す地域おこし協力隊(令和5年度から新設募集開始をし、1名急募中)

近年、涌谷町内では高齢化・後継者不足により地域に密着した菓子店が減り続けています。そういった現状を打破するために、涌谷町内の菓子店や地域の生産者と連携し、涌谷町ならではのお菓子を開発していただくとともに、将来、自分自身の菓子店の開業に向けた活動に携わっていただきます。

  • 涌谷町内の菓子店を活動拠点として地域の生産者と連携しながら涌谷町ならではのお菓子の開発を行う業務
  • 製造したお菓子を町内外で販売する業務
  • 連携先の菓子店での菓子製造支援と自身のスキルアップにかかわる研修業務
  • 地域おこし協力隊任期終了後、自立・起業につながる業務など

菓子店開業を目指す協力隊のみ、製菓学校などを卒業、または、菓子店などで実務経験が3年以上有し、将来自身の菓子店を涌谷町で開業したい意志があることを募集要件とします。

涌谷町内では菓子店が減少しているため、競合が少なく、アイディア・企画次第で、人気店になることも夢ではありません。

連携先菓子店:メモリー洋菓子店

ふわふわのスポンジの中に生クリームとカスタードクリームを合わせたクリームがいっぱい入っているカスタードケーキをはじめ、地元の子どもからシニア世代まで愛され続けている洋菓子店です。

メモリー洋菓子店オーナーの大石さん メモリー洋菓子店外観
メモリー洋菓子店の焼き菓子 メモリー洋菓子店の店内

フリーミッション型地域おこし協力隊

地域おこし協力隊としての活動について、ご自身が考える活動を提案していただき、涌谷町との合意を経て、活動に携わっていただきます。

フリーミッション型地域おこし協力隊の活動事例は、涌谷町地域おこし協力隊ページからご覧ください。

  • 隊員の提案に基づいた業務
  • 地域おこし協力隊任期終了後、自立・起業につながる業務など

勤務地

涌谷町全域としつつ、必要に応じて町外での活動も認めます。

応募できる人

(1)次の1.から2.のいずれかに該当し、委嘱決定後、涌谷町に住民票及び生活拠点を移すことができる方(令和4年4月から地域要件(前住所地)が緩和されました

1.三大都市圏又は政令指定都市のうち、いずれも都市地域に現に住所を有する方

2.三大都市圏外の都市地域に現に住所を有する方

地域おこし協力隊員として2年以上活動した経験がある方は該当しません。

宮城県内の該当地域は、下記のとおりです。ただし、該当地域であっても条件不利地域に住所を有する場合は、対象となりませんので、予めご了承ください。

仙台市、富谷市、石巻市、塩釜市、白石市、名取市、角田市、多賀城市、岩沼市、登米市、東松島市、大崎市、蔵王町、大河原町、村田町、柴田町、亘理町、七ヶ浜町、利府町、大和町、大郷町、大衡村、色麻町、美里町、女川町

宮城県外の該当地域等、詳しくはお問い合わせください。

Iターン・Jターン以外に、涌谷町出身者のUターンも大歓迎です。

(2)令和5年4月1日現在、20歳以上~50歳以下の方(能力や経歴によって応相談)

(3)涌谷町の地域住民と交流し意欲的に取り組める方

(4)自らが主体的に事業を企画し、涌谷町が抱える課題解決につながる活動を実行できる方

(5)任期終了後も涌谷町に定住し事業展開に意欲的な方

(6)心身ともに健康な方

(7)普通自動車免許を取得している方

(8)パソコン(文書作成、SNS利用など)の操作のできる方

(9)地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない方

(10)菓子店開業を目指す協力隊のみ、製菓学校などを卒業、または、菓子店などで実務経験が3年以上有し、将来自身の菓子店を涌谷町で開業したい意志があることを募集要件とします。

(4)~(6)は、いずれかに該当していれば可とします。

詳しい身分や待遇、福利厚生などの詳細は、各募集要項からご確認ください。

涌谷町地域おこし協力隊へのご応募は、専用応募用紙をご利用いただき、住民票抄本を同封の上、郵送ください。

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

企画財政課企画班

宮城県遠田郡涌谷町字新町裏153番地2

電話:0229-43-2112

ファクス:0229-43-2693