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更新日:2023年2月20日

センター長あいさつ

 3この度、令和5年2月1日に着任いたしました。27年ぶりの涌谷町での勤務になります。その間、時代は大きく変化し、涌谷町の人口も21,000余から15,000人を切り、著しく減少しています。病気も変化し、原因も複雑になってきています。

 センター長として、これからのセンター全体の運営をどのようにしていくかが大きな課題です。今回、就任にあたり、涌谷町町民医療福祉センターの基本方針を一部変更する事といたしました。

 【涌谷町町民医療福祉センター基本方針】

 町民の皆様と医療福祉センター職員が相互協力により町民ひとりひとりが「安らかに生まれ」「健やかに育ち」「朗らかに働き」「和やかに老いる」ことを通して、その人らしいかけがえのない人生を送ることをめざします。また、健康格差のない共生社会の現実のため、人と人のつながりを大切にしたまちづくりに努めます。

 基本方針に加え、令和5年度は次の3点を重点施策として取り組んでいきます。

  • 妊娠期から子育て期にある親子への支援を重視する。
  • 地域間連携により病床数を下げ、診療の質を高めて、病院経営の収支バランスを改善する。
  • 多職種協働によりニーズに基づいた在宅医療福祉サービスの充実を図る 。

 地域包括ケアには個人へのアプローチと集団へのアプローチがありますが、一人ひとりのネットワークを重視し、その人の意向・生き方に寄り添うケアを進めます。さらに健康推進員活動の刷新、臨床研修医教育や総合診療専門医の育成に力を注ぎます。

 涌谷町町民医療福祉センター長 前沢 政次 

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