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更新日:2019年12月23日

涌谷の社寺めぐり

涌谷町の歴史に深いかかわりを持つ社寺を巡るルートです。

  スポット 概要
光明院

光明院

涌谷伊達氏の遠祖武石胤盛の位牌を安置する浄土宗の名刹。胤盛は源頼朝の奥州合戦に父千葉介常胤のもとで従軍して戦功をあげ、論功行賞として宇田・伊具・亘理の3郡を与えられました。光明院は乾元元年(1302年)邑主胤盛のもとで亘理に開基しましたが、のち天正19年(1591年)涌谷に移されました。
約2キロメートル・自動車で5分
妙見宮

妙見宮

(拝殿は県指定)

涌谷伊達氏の始祖千葉氏以来の氏神。初代亘理元宗代に旧領の亘理から移されて城内に祀られました。4代宗重の時に現在地(塩釜台という)に祀り、5代宗元が元禄10~11年(1697~1698年)に現拝殿(旧本殿)を造営しました。現本殿(享和3年・1803年の建築)におさめる家形厨子とともに元禄期の貴重な遺構です。
約1キロメートル・自動車で2分
見龍廟 涌谷伊達家墓所(県・町指定)・見龍寺 涌谷亘理・伊達氏歴代の位牌所で臨済宗花園妙心寺派の名刹。墓所内には4代伊達安芸宗重を祭る見龍廟以下5棟の霊屋と6代夫人より15代までの邑主と夫人の墓石群が計18基並んでいます。仙台藩の一門として藩内に偉容を誇る墓所です。見龍廟と御門前に据えられた石造物(五重塔・水盤・盥石)は県指定有形文化財です。なお、見龍廟を除く4棟の霊屋は町指定有形文化財です。
約4キロメートル・自動車で8分

滝不動院

滝不動院

安永風土記に文明2年(1470年)春海上人の勧請とあります。瀧澤寺境内山崖に懸る滝の真下、池の中に安置された自然石上に不動尊像が右手に剣、左手に索(なわ)を持って火焔の中に立つ尊容が崇敬の念を抱かせます。
約15キロメートル・自動車で20分    
西光寺

西光寺

(山門は町指定)

小里の山ふところに東面して寺を構える真言宗の古刹。山門の薬医門は、江戸中期の建築とみられています。規模、材料ともにすぐれ、もともとは涌谷要害内の門の1棟ではないかといわれ、宿老千石家の薬医門と共に町指定の有形文化財です。客殿の右後方に聖徳太子像を祀る太子堂、その手前には高さ1.8メートルの古碑があり、寺の古い歴史を今日に伝えています。

涌谷の社寺めぐりルート

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お問い合わせ

まちづくり推進課商工観光班

宮城県遠田郡涌谷町字新町裏153番地2

電話:0229-43-2119

ファクス:0229-42-3313