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更新日:2018年2月9日

赤ちゃんに危険な食べ物

乳児ボツリヌス症が心配な食材

1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって、乳児ボツリヌス症にかかることがあります。ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の過熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品を与えてはいけません。

ハチミツ以外にも、コーンシロップ(異性化液糖)や黒糖、井戸水などにもボツリヌス菌が含まれていることがあり、ボツリヌス症を発症する可能性がありますので、与えないようにしましょう。

窒息すると危険!誤嚥(誤って食べ物が気管などに入ってしまうこと)が心配な食材

赤ちゃんは噛む力が弱く、気管が狭いため、食べ物や異物が詰まりやすく誤嚥しやすいので注意が必要です。ピーナッツやアーモンドなどの豆類は、そのままの形で与えないようにしましょう。また、こんにゃくゼリー、お餅も与えてはいけません。

さらに、離乳食期に与えても問題ない食材でも、粒が大きいぶどうやプチトマトもそのまま与えるとのどに詰まる可能性があります。必ず切って与えるようにしましょう。

生ものに要注意

赤ちゃんは細菌などに対する抵抗力が弱いため、魚だけではなく肉や卵などの食材は、中までしっかり火を通したものを与えましょう。刺身を与えるのは少なくても2歳を過ぎてからで、新鮮なものを少量ずつにしましょう。

中でも注意したいのがイクラです。イクラは塩分とコレステロールが多く、胃腸の負担になるだけではなく、誤嚥にも注意が必要です。与えるとしても少量ずつつぶして与えるようにしましょう。