更新日：2024年3月18日

涌谷町国民健康保険病院経営強化プラン

概要

これまで公立病院の経営に関しては、総務省から公立病院改革ガイドライン（平成19年度）及び新公立病院改革ガイドライン（平成26年度）が示され、涌谷町国民健康保険病院（以下、「当院」といいます。）は、そのガイドラインに基づいて、「経営の効率化」、「再編・ネットワーク化」、「経営形態の見直し」を盛り込んだ改革プランを策定し、病院経営の改善に努めてきました。
しかし、医師の不足、人口減少や少子高齢化の急速な変化に伴う医療需要の減少など環境の急激な変化の影響により、当院をはじめ、特に中小規模の病院においては厳しい経営状況となっています。
そのような状況の中、令和2年に発生した新型コロナウイルス感染症への対応に関し、全国の公立病院が中核的な役割を果たし、その重要性が再認識されたことから、総務省は、令和4年3月に全国の公立病院が持続的な地域医療提供体制を確保するため、「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」を新たに策定しました。
ガイドラインでは、限られた医師・看護師等の医療資源を地域全体で最大限効率的に活用するという視点のもと、地域の中で各公立病院が担うべき役割・機能を改めて見直し、明確化・最適化した上で、病院間の連携を強化することが必要であるとされました。
その上で、個々の公立病院が、明確化・最適化した役割・機能を発揮し続けることができるよう、「経営強化」の取組を進めていくことが必要であるとされ、1.役割・機能の最適化と連携の強化、2.医師・看護師等の確保と働き方改革、3.経営形態の見直し、4.新興感染症の感染拡大時等に備えた平時からの取組、5.施設・設備の最適化、6.経営の効率化等を記載した「地方公共団体における公立病院経営強化プラン」を策定することが示されました。

計画の対象期間は、令和6年度(2024年度)から令和9年度(2027年度)までです。

涌谷町国民健康保険病院経営強化プラン（PDF：1,131KB）