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更新日:2023年11月29日

涌谷町産ブランド米「金のいぶき」

涌谷町産ブランド米「金のいぶき」

金のいぶき3合パック(パッケージ)

日本初の産金地・涌谷町では、基幹産業が稲作を中心とした農業であり、歴史的背景と産業の強みを生かすため、平成29年度から涌谷産ブランド米のフラッグシップとして機能性玄米食専用米「金のいぶき」の作付けを強化しています。

涌谷町産ブランド米「金のいぶき」のオリジナルブランドロゴとパッケージは、力強い金色の筆文字で「金のいぶき」と描き、通常の玄米の3倍の大きさの胚芽を輝くイラスト化。

金色と東大寺廬舎那仏創建当時の螺髪の色だった瑠璃色を基調としたデザインとなっています。

1300年の時を経て、涌谷町の現代の金として、東大寺大仏殿に献納の様子を収録した動画を公開しました。超高画質4Kで、お楽しみください。

金のいぶきとは

金のいぶき比較

金のいぶきは、2006年に宮城県北部に位置する宮城県古川農業試験場で産声を上げ、その後、試験データを積み重ね、2012年2月に品種登録された新しいお米です。

当初は、「米油」の抽出品種だったものの、これまでにない食味を持った玄米として着目されました。

何よりの特徴は、胚芽が大きいという点です。栄養の宝庫である胚芽が通常の約3倍もある「金のいぶき(写真左。右はひとめぼれ玄米)」は通常の玄米と比べ栄養が豊富で、特に、GABA(リラックス効果・血圧降下作用)とビタミンE(強い抗酸化作用・老化防止)の含有が多く、現代人に必要な機能性を有した品種です。

これはもう究極の玄米と言って良いかもしれません。

そして、豊富な栄養素に加えて、プチッとはじける独特の食感と、玄米でありながらもっちりとした炊き上がりで冷めてもおいしく、白米同様に炊飯でき、にぎり加工もしやすい炊き上がり。

まさに、おいしい玄米食のために生まれたお米です。

涌谷町産「金のいぶき」の特徴

涌谷町産「金のいぶき」は、450g・3合入りで480円(税込)で販売していますが、ときおり、「少し高いね」というお話を聞きます。

一般的に流通している「金のいぶき」との価格の違いには、涌谷町産「金のいぶき」ならではの「おいしい」「安全・安心」への3つのこだわりがあるからなんです。

生産の品質へのこだわり

ブランド化による品質向上・保持を目指した生産マニュアルに基づき肥料の配合にこだわった土づくりをしているため、根の張りが強くなり倒伏を防ぐことができ、食味が向上しています。

出荷の品質へのこだわり

収穫したすべてのお米を出荷するのではなく、カメムシによる斑点米を色彩選別機によって取り除き、さらに、粒厚選別もかけることで、選りすぐった「金のいぶき」を流通させています。

パッケージングへのこだわり

涌谷町産「金のいぶき」は、一般社団法人高機能玄米協会に独自に加盟していることからオリジナルデザインのパッケージにしていますが、パッケージの中身にもこだわっています。

高温スチーム処理によって玄米に付着している虫の卵や雑菌を取り除いているため、おいしさを長く保ちながら、安全安心に召し上がっていただけます。

おいしい食べ方

炊き方

金のいぶき炊き方

金のいぶきだけでも、白米と同じ水加減と通常の白米モードで、炊くことができます。

つけおきも30分で、蒸らし15分でさらにおいしく召し上がれます。

柔らかめに食べたいという方は、水加減を少し多めにしてください。

また、おすすめは、「白米2:金のいぶき1」の黄金比率。白米2合に、金のいぶき1合を炊飯器に入れ、炊飯窯の3合の目盛りまで水を加えて、通常の白米モードで炊飯してください。

また、おいしい炊き方について、「金のいぶきくん」が楽しく簡単に解説する動画(動画時間2分弱)もご覧ください。

《おいしい炊き方「白米と玄米の黄金比」編》 《おいしい炊き方「100%玄米」編》

アレンジレシピ「水菜と小ねぎでサバの豆乳リゾット風」

金のいぶきアレンジレシピ

金のいぶきの高い栄養素に相乗効果をもたらす、涌谷町の特産「小ねぎ」と「水菜」に加えて、簡単に手に入り、健康にも良い「サバの水煮」と「大根」を使った涌谷町地域おこし協力隊の丹治奈緒子隊員が考案したアレンジレシピです。

材料(2人前)

炊いた金のいぶき150g(茶碗1膳分)、干し椎茸(スライス)3g、サバ水煮50g、大根50g、小ねぎ10g、オリーブオイル大さじ1、コンソメ小さじ2分の1、水200ml、豆乳50ml、塩少々

トッピング:水菜、粉チーズ、ブラックペッパー各適量

作り方

  1. 金のいぶきを炊き、干し椎茸を200mlの水で戻す。戻した干し椎茸は粗みじんにし、だし汁は取っておく。
  2. 大根は3cmくらいの拍子切りにし、小ねぎは斜め切りにしておく。
  3. オリーブオイルで大根が透き通るまで炒め、サバの水煮をサッと炒め、だし汁と干し椎茸を入れ一煮立ちしたら、コンソメ、金のいぶき、豆乳の順に入れ、焦げ付かないよう中火で煮込む。
  4. 汁気がなくなってきたら塩で味を調え、小ねぎを加えてサッと絡める。
  5. お好みで水菜と粉チーズ、ブラックペッパーをトッピングしてできあがり!

購入方法

JAみどりの管内のAコープ(こごた店・かしまだい店・沼部店)、天平ろまん館、わくや天平の湯産直センター黄金の郷、元気くん市場仙台店(富谷市)、元気くん市場南仙台店(仙台市)、カインズ(富谷市・泉・仙台港)、JRアグリ(AOYA)、大崎観光公社(醸室)、気仙沼直売所(菜果好)、古今東北(みやぎ生協)で販売しています。

また、平成30年3月から涌谷町のふるさと納税のお礼の品に、金のいぶきが加わりました。ふるさと納税のお申し込みは、ふるさと納税ポータルふるさとチョイス内の涌谷町特設ページ(外部サイトへリンク)からお申し込みください。

涌谷町産「金のいぶき」が通販できるようになりました

全国農業協同組合連合会(JA全農)が運営する、ショッピングモール「JAタウン(外部サイトへリンク)」での取り扱いが始まりました。

宮城県外にお住まいの皆さんは、「JAタウン(外部サイトへリンク)」をご利用いただき、お買い求めください。

東大寺献納

平成29年の秋、涌谷町産ブランド米「金のいぶき」のデビューに合わせて、1300年の時を経て涌谷町の現代の金として、町民自らが刈り取った金のいぶきを、奈良市で開催されている「平城京天平祭東大寺参詣」に参列させていただき、奈良市内を聖武天皇・光明皇后といった御一行とともに練り歩きながら「金のいぶき」をPRし、奈良東大寺の大仏殿に献納してまいりました。

プロモーションムービー「1300年の時を経て東大寺に献納された涌谷町の現代の金『金のいぶき』」(超高画質4K対応)

協力:華厳宗大本山東大寺、奈良市、平城京天平祭実行委員会(外部サイトへリンク)

撮影・編集:株式会社ディゴルド(外部サイトへリンク)代表取締役亀山啓太

フォトギャラリー

金のいぶき東大寺献納

金のいぶき稲刈り1

金のいぶき稲刈り2

金のいぶき稲刈り3

金のいぶき東大寺献納1

金のいぶき献納2

金のいぶき献納3

金のいぶき盧舎那仏献納

 

お問い合わせ

産業振興課農林振興班

涌谷町字新町裏153-2

電話:0229-25-8511

ファクス:0229-42-3313